「アパレル業界の闇」アパレル勤務8年の正社員がリアルに語る。

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アパレル業界に8年勤めていたコウイチです。

職種としては、販売3年・デザイナー5年。

 

今日は「アパレル業界の闇~販売員編~」ついて語ります。

店舗によって、天国にも地獄にもなる風潮があります。

 

ストレスの抱える環境でしたら

店長・エリアマネージャー・営業に相談を。

 

会社を辞める前に異動願いをオススメします。

もう上司に話すのもシンドイ

…と言う方は、無理をせず「退職代行」がというワザもあります。

 

累計2500人以上(業界トップ)の退職代行を実施、退職成功率は「100%」だから安心。

 

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これからアパレル業界目指す方が、「仕事しやすい」「雰囲気のいい店舗」であることを願ってます!

 

コウイチ
コウイチ
まず、当時の実体験に基づいて語ります。

 

アパレル業界の闇①:配属ブランド・配属店舗で人生が決まる!?

具体的なアパレル業界の販売員の勤務内容について。

まず、小さいお店だと普通は3、4人で構成されます。

(セレクトショップ・大手メーカーはもっと多い)

 

店長+その他販売スタッフ2、3人で、基本的に1年ほど働く。

ここで問題になるのが、仕事場が閉鎖的な少人数で固定されるということです。

所謂”村社会”です。

 

例えば、店長が悪質だった場合、最低でも1年~2年はその売り場を担当。

その1年~2年の販売員生活は”地獄”となります。

良い店長に当たるのかどうか?配属ガチャ(配属ルーレット)に左右される…

 

私の場合は2店舗目でブラック店長に当たってしまい、そこはまさに地獄のような環境でした。

 

コウイチ
コウイチ
4つほど具体例を通して説明します!

 

売り上げ悪い日に「自腹?」半強制的にカード切らせる店長。

”売り上げ悪い”お店に配属された後輩の話です。

しかもヤンキーチックな店長に捕まってしまった。。。そんな話。

 

毎日、閉店するとその日の売り上げを本社に報告しなければならない。

地方だと売り上げ「0」の日がある。

本社に「0」で報告すると、翌日本社の営業から電話で叱られる。

プライドの高い店長は、自腹で自社ブランドの服を買う。(今もそんな人いるの?)

 

後輩の店は違った。ヤンキー店長からこう責められたのだ。

「今日お前が接客した人。買いそうだったじゃん。お前のミスだからアレ買えば?」

ミスしたお前が悪い。買うのが当たり前という雰囲気を出してくるのです。

一種の洗脳に近いと思います。

 

そんな日々が1年以上が過ぎ、断れない後輩は100万以上の借金が出来てしまった...

『働けば働くほど借金がかさむ』って、もはや働く意味が分からない。

彼は企画職(デザイナー)採用で入社したので、耐えていたらしい。

5年ほど販売職を耐え抜き、無事に?本社勤めになりました。

 

結局、借金の方はどうなったか?

奥さんには内緒で結婚し、今では完済したとのこと。

 

もし、あなたも同じ状況にあっていたら、店長より上の上司に即、相談してください。

今の時代、会社が許すはずがありません!

エリアマネージャーもしくは営業に「異動願い」を伝えましょう。

「異動できないなら辞めます。」と言えば、普通は動かざるを得ません!

(業界的に慢性的な人手不足がほとんどなので。)

 

辞めさせたくないとの一心で話をはぐらかして、ほとぼりが冷めるのを待つ上司がいます。

今の時代であれば「退職代行」という手もあります。

 

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嫌がらせ発言連発の店長。

自分自身の体験談です。

入社後、配属ガチャの神に恵まれ、社内トップレベルの店長の下に。

副店長も過去に全国ナンバーワン経験があり、そのお陰で販売技術が劇的に磨かれました。

2年目に販売コンクールで全国2位になり、順風満帆に思われました。

 

3年目に恐れていた異動。

初めの2か月は店舗で一番売上を作り、特に問題は無かったです。

しかし、3か月目から本性が出てきたのです。

 

例えば、店内のTシャツ(他のスタッフが畳んだもの)が同じ大きさに畳まれていないだけでも、

「おい!!!これ!!2mmズレてるぞ!」

とか私にイチャモンつけられたりする。

 

さらには店内に置かれているマネキンも、角度が数㎝ずれているだけで怒られたりしました。

正直、全くズレているようには見えないので、ただの嫌がらせでした…

例えるなら、姑の嫁いびりに近いんじゃないでしょうか?

 

また、販売員は1人のお客様に対してお会計10万以上売ったら「グッジョブ!」と店長から言われのが一般的です。

ところが、私の場合は、

「なんで20万円いなかったんだよ?お前がそれくらい出来るのは知ってんだよ!!!」

などと言われるわけです。(怒られてるんでしょうか?褒めているんでしょうか?)

正直、どれだけ服を売ろうがイチャモンをつけられました。

店長は自分よりも売ることができていないのに…

 

店長の『ゴリ押し接客』では無く、『スマートに丁寧にする接客』が気に入らなかったようです。

「お前よー、本社からの評価が高すぎなんだよ!」

と謎のお言葉を頂戴したこともありました。このときに嫉妬していたんだと確信しました。

 

さらに、私は嫌われてたせいもあって、年明けのセール時期になるとトイレ休憩や昼飯にすら行けない時もありました。

19時半頃「飯行ってこい」って。

普通は「ごめんなー休憩出すの遅くなって、落ち着いたからゆっくり行ってきて!」と言うところですが…笑

 

「お前と違って俺は視野が広い。お客さんがエレベーター上がってきたところから全員見てる」と豪語するのに、

店のスタッフがお昼食べていないことすら分かっていないのです。
(ワザとだと思いますが。)

 

とあるヒマな平日に規定通り「1時間」お昼休憩から戻ったところ、

「何ゆっくり休んでんだよ!お前ゆとりか!?」

年下ゆとり世代の店長に言われるのです。

 

ちょっと調べて分かったんですが、自分がこのお店に来る少し前の話。

このお店で働いていた20代前半のスタッフが、2人揃って無断で突然来なくなったらしいです。

 

コウイチ
コウイチ
いつまで同じ過ちを繰り返すのでしょうか...?

 

成果横取りする店長。

これは先輩の話です。

 

基本的に売上の成果は、その服を接客した人に付きます。非常にシンプル。

しかし、村社会が故に。店長ごとにルールが違う場合があります。

 

例えば、普段店長が接客しているリピーターさんが、店長不在のとき来たとします。

このリピーターさんを下のスタッフが接客して、買ってもらっても店長の売上になる。

 

そして、初めて来客したお客さんも「俺昔やった人だ。ありがとな!」と嘘を言って成果横取りされたそうです。

店長だと少ないですが、こういうスタッフは実際に何人も居ました。

店長にムカついた先輩は、休憩もろくに取らず一見さんを片っ端からリピートしてもらい、店長を倒したそうです。笑

 

もはやイジメ!過酷なレディース現場。

レディースのアパレル業界は華やかであり、オシャレで可愛い女子が生き生きと働いているイメージがあります。

しかし、メンズよりもっと陰湿で、その内情も超絶ブラック体質。

 

例えば、スタッフ間で嫌われると、出勤退勤のタイムカードを隠されたり、売上の成果を横取りするイジメを受けるそうです。

売上は評価に繋がり、給料に反映されます。

売上奪われるということは、給料を奪われることに近いわけです。

溜まったもんじゃないですよね….

 

売上だけでもキツイのに、人間関係も複雑になると心が病みます…

実際、精神的にキツくなりレディースアパレルから、他業種に転向した人たちが沢山います。

レディースアパレルの販売員さんが人間関係に疲れたら、メンズ服のブランドをオススメします!

 

コウイチ
コウイチ
基本的に男性スタッフが多いので、大切にされますし、お客さんからも喜ばれます!

 

アパレル業界の闇②:薄給問題。

人間関係の他に、薄給問題があります。

一つずつ解説しますので、これからアパレル業界を目指す方は参考にしてください。

悪い言い方をすると、やり甲斐搾取とも言えます。

 

コウイチ
コウイチ
今深刻に考えていない人でも、年を重ねるごとに考えるようになると思います。

 

初任給と昇給は?

会社によりますが、一般的なアパレル業界では新卒の給料は大卒で20万くらい。高卒で17万くらいです。

昇給は、年に1回。金額的には5,000円~10,000円でした。

 

ユニホーム代!?

自社ブランドの服で売り場に立つため、季節の変わり目に全身買わなきゃいけない。

(※社販で安く買える)

給料から引かれる額が多く、手元に残るお金は少ないのです。

参考までに全身社販代(ブランドと服による)

・夏で27,000円くらい。

・冬で32,000円くらい。

※社販は定価の50~60%OFFで買える。そのブランドが好きな人からすれば素晴らしいシステム。

 

「働き方改革」で見直された残業

当時(2011〜2013)は基本給プラス残業代が出ていたので、今より多くはもらえていたんじゃないかと思います。

販売員時代の名言として、「残業代は裏切らない」という言葉もありました。笑

 

ただ、2018年からは残業規制によりほとんど残業ができなくなったため、残業代で稼ぐことが出来なくなりました。

そうなると、ユニホーム代で数万円引かれるので、中には当時の手取りで13万円くらいになる同僚もいました。

 

低いボーナス。会社を辞めることを伝えると、削られるボーナス

ボーナスがさらに悲惨でして、他の会社では2万円以下と聞きました。

あと会社を辞めることを伝えると、問答無用でボーナスを減らされる。

この業界では当たり前です。

 

例えば、50万円のボーナスを貰っていた全国ナンバーワンの店長が、5,000円のボーナスになったこともありました。

仮に本社に上がったとしても、辞めると言っただけでこれだけ削られるわけです。

 

割に合わないインセンティブ。

年間5,000万売っていたとしても昇給は10,000円なので、出来る人間からすると割に合わないです。

(年間1,000万売っているスタッフですら、昇給5,000円ですので。)

年に大体2度ほど、販売員コンクールがあります。

コンクール予算を達成すると、1万円~5万円ほどもらえるチャンスがあります。

しかし、このコンクール予算が高すぎて8割~9割が貰えません。笑

 

高校・大学の同窓会で愕然とする。

同級生で一番、低収入で愕然とします。笑

給料より好きなことをしよう!と思っていましたが、少しへこみます。

”隣の芝生は青い”と言いますし、そもそも、人と比べてもしょうがないんですけどね。

 

アパレル業界の闇③:キャリア論問題

努力量に見合った金額は貰えないため、店長として現場で程々に頑張る。

給与以上の副業収入を得るように努力した方が早いです。

販売が好きで得意でしたら、独立して稼ぐ手もあります。

販売員の先に何がある?

  • ケース1 会社に留まる場合
  • ケース2 同業種他社への転職
  • ケース3 販売代行の社長として独立
  • ケース4 パーソナルコーディネーターとして起業
  • ケース5 他業種へ転職

ケース1 会社に留まる場合

全国の店長でトップクラスで、やっと本社の営業になれます。

しかし本社の営業は、店長と比較にならないほどの仕事量・責任・ストレスがあります。

約10年ほど頑張ってやっと課長。

会社で2人だけ部長。

ちなみに部長クラスで、一流企業の係長くらいの給与です。

 

ケース2 同業種他社への転職

会社規模がよほど大きくなる場合は、給与も上がると思います。

同クラスでの転職はさほど問題解決にはなりません。

心機一転という意味では、意味があると思います。

 

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ケース3 販売代行の社長として独立

今までの販売経験を生かして、販売代行の社長として独立するパターンです。

販売力・顧客管理能力・人材育成力にかなり優れている場合は、アリだと思います。

デメリットとしては、集客力が弱い(入店が少ない)店舗を提案されるので、

中途半端な能力で独立すると、会社員以下の収入になります。

 

ケース4 パーソナルコーディネーターとして起業

最近増えてきていますが、個人向けのスタイリストのようなものです。

知り合いに聞いたところ、「安く商品を仕入れること」「セミナーで稼ぐ」がポイント。

 

主に必要なスキルとしては、仕入れた商品が完売するように「顧客のニーズを掴む力」

セミナーで人を引きつける「スピーチ力」「人間力」

特にセミナーは場所代だけで、一人数千円貰えるので大事と話していました。

デメリットとしては、仕事後も人脈作りで忙しい。

 

あいつ今何してる?当時の販売員は今...

30歳前後で他業種に行きます。(高確率です。)

実際、店舗で6人のスタッフと働きましたが、今会社に残っているのは1人です。

 

他業種に行ったメンバーは、保険の営業・自動車関係の営業・不動産関係・ウエディング系・電化製品の営業…

こうしてみると、やはり営業系。

日々接客しているので、そのスキルを生かせる場所がいいですよね。

 

給料が上がるところだと、不動産営業か、保険の営業がオススメです。

本社のEC異動希望を出して、Web業界に進むのもアリだと思います。

 

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「アパレル業界の闇について話を聞きたい」と取材を受けた話。

先日、「アパレル業界の闇と実態について話を聞きたい」と取材を受けました。

インタビュアーはタコペッティさん。以前から、ブログとYouTubeをチェックしていた方。

簡単に経歴を紹介。

タコペッティさん

慶応大学卒業後、新卒で入社した大手企業を1年で退職。

次のベンチャー企業も3ヶ月で退職したゆとりサラリーマン。

ニート、起業、フリーターと経験した結果、普通の会社員に落ち着きました。

現在4社目で週4勤務の正社員として働くかたわら、タコペッティという名前でブログやYouTubeで情報発信

業務委託の仕事をこなすことで、本業以上の収入を副業で稼いでおります。

 

▼取材内容をまとめてくれたブログはコチラ
アパレル正社員を8年で辞めたデザイナーが語る!アパレル業界の闇と実態

 

▼対談映像。コンパクトにYouTube動画にもなっています。
働けば働くほど借金がかさむ?!元販売員が語るアパレル業界のブラック労働の実態

 

まとめ:アパレル業界の闇

①配属ブランド・配属店舗で人生が決まる。

→運悪くパワハラ店長に当たってしまったら、店長の上に即相談する。

②薄給なので、副業で稼ぐ力をつける。

③キャリア形成としては、スキル磨いて独立 or 20代後半で他業種へ。

 

「アパレル業界の闇~販売員編~」如何でしたでしょうか?

これからアパレル業界目指す方が、「仕事しやすい」「雰囲気のいい店舗」であることを願ってます!

 

▼ポジティブ目線な記事も書いてます。

【元トップセールスマンが語る】販売員をやっていて良かったことランキング

 

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