僕が3ヶ月で不動産営業を辞めた理由8選

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新卒でアパレル企業に8年勤務し脱サラ。結婚と子どもが出来たのを機に不動産営業に再就職。

会社は家から5分。不動産業界なので、慣れて契約を取れれば給与もかなり見込めると思ったのだが…

 

✅こんな人に読んで欲しい。

●不動産営業を目指している。
●不動産営業の内情を知りたい。
 ●ただの暇つぶし。

 

早速結論ですが、不動産営業を辞めた理由は以下の8つです。

 

 

辞めた理由8選

①社長の豹変

②教育係の退社

③会社に未来がないと確信した。

④働いている人たちが誰も幸せそうじゃない。

⑤ストレスと給与が釣り合わない。

⑥難易度の高いお客様ばかり回される。

⑦休日もお客様から呼び出し&連絡がくる。

⑧単純に仕事が全く楽しくない。

 

甘ったれたこと言うな!とかこんな理由ならどこ行っても続かないぞ!とか言いたくなる人もいるとは思いますが、詳しく解説していきます。

 

社長の豹変

研修の3ヶ月が過ぎた頃から急に接し方が変わりました。

 

いつもニコニコし、優しい感じの社長の人柄がこの会社に決めた決め手の一つだったので、キャラ変に少し戸惑いました。

 

朝顔を合わせれば、今日は何するの?から始まり、今抱えているお客様たちは?どう対応したの?何でそうするの?

 

ね?なんで?なんで?

 

朝から憂鬱な気持ちになります。

仕事後にLINEで指導するのもやめて欲しかったです。労働基準法に反してないですかね?

もはや初期の頃とは別人。

 

退社願を出した翌日には「いつまでに引き継ぎ終わりそう?」「急いでも今週いっぱいはかかります。」

 

自分が不服そうな態度をしていると部長と社長に個室に呼ばれ、「もうあなたと働きたくないから、引き継ぎもいいから今日辞めてくれない?」

 

「そんな急な話、妻に相談させて下さい。」

「いま自分で決めて。」

「会社を今日で辞めるなんて話、普通は家族に相談すると思いますが。」

「僕はしない。あなたも相談しないで今まで決断してきたはずだ。」

「(社長がどうかは聞いてない。しかも俺の何が分かるんだ…)」

 

この会話からも分かるように様子の可笑しい社長です。正直、人格を疑いました。

間違いなく言えることは、一刻も早くこの会社から辞めたい。笑

 

教育係の退社

入社以来、四六時中一緒に働いていたメンバーの退社は自分の中で想像以上に大きかったです。

 

また教育係が辞める際には「入社前は社長のこと神様みたいに見えた。ただ慣れてくると"お前の親の教育がなっていないから、お前がこんな(ダメ)なんだな。」と言われたそうです。

 

親まで批判とか、そんなこと言わないだろ。と衝撃を受けました。(のちにそういうこと言う人と体感します。笑)

 

ともあれ彼とは退社後も連絡を取り合う仲なので今後も友人として付き合っていきたいと思ってます。

 

会社に未来がないと確信した。

退職願出す前に某有名企業の傘下に入ることが決まりました。(要するに搾取されます。)

昨日正解だったことが不正解になる現代において、親会社の顔色を伺い、現場でハンドリング出来なくなるのは厳しいです。

 

過去に勤めた会社でも同じようなことがあり、会社がどんどんマイナスの方向に進んだことを思い出しました。

 

もちろん、同じようにマイナスにならずプラスに作用することもあるとは思いますが。

 

契約が取れない→広告費を抑える→反響(お客様)が来なくなる→契約が取れない

の負のスパイラルでした。

 

働いている人たちが誰も幸せそうじゃない。

大切ですよね。職場の空気って。入社早々、職場のメンバーとランチへ。

 

「どうしてウチみたいな会社選んだの?」と同僚に言われ、「不動産営業で探してましたし、家から近いので。」と答えました。

 

この時点でおやっと思いましたが、その後約1年間で15人中10人が退社。(ここでどんな会社かお察し下さい。笑)

 

社長以外はアットホームだったので残念です。

 

ストレスと給与が釣り合わない。

辞めた理由にある通り多くのストレスがありましたが、その割に給与が高くはなかったんです。

「不動産なら契約取れれば、インセンティブ(歩合)で稼げるのでは?」と言う人もいるとは思いますが歩合給ではなく、固定給でした。

 

歩合制だと仮に1件も契約取れない月の場合、額面で10万円台になります。

独り身や実家暮らしならその不安定で稼げる歩合給を選んでもいいと思いますが、家庭を養っていくとなると固定の方が安心でした。

 

難しいお客様ばかり担当させられる。

他の営業より経験が少ないからか、2回に1回(他の人の半分)しか反響を担当させて貰えませんでした。

しかも中古物件が多めです。当たり前ですが、新築見てる人より中古見てる人の方が、貧困の確率が高いです。

 

貧困の方が必然的に成約率が低くなります。

半分しか担当させてもらえない→しかも難しいお客様→契約が取れない→社長に詰められる。

コチラも負のループが出来てます。笑

 

休日もお客様から呼び出し&連絡がくる。

不動産営業って休日でもお客様から連絡もくるし、呼び出されることもしばしば…ちょっと考えれば分かることでした。

 

そもそも土日営業してて、担当の営業マンが何曜日休みかなんてお客様は知りませんし、興味もありません。

 

休みの日に菓子折り買ってスーツ着て謝罪しに行ったこともあります。

独り身でしたら余り気にしませんが、家庭がある場合は予定も立てづらくかなりのマイナスポイントだと思います。

 

単純に仕事が全く楽しくない。

どんな仕事でも楽しさを見つけられるタイプで、ブラック企業で8年もエンジョイしていた自分が楽しくないと思ってしまいました。

「仕事ってそういうものだから」「どこ行っても通用しないよ」「これだからゆとりは…」

とか言われそうですが、今年37歳なのでゆとり世代ちゃいます。

もう令和なので苦痛な仕事を無理して続ける時代でもないです。

 

勿論、どこへ行っても通用するタイプも存在しますが、ほとんどの人はそうでは無いです。

そうすると適所を求めて動いた方が合理的だと感じます。

 

辞めてからの心境。後悔は?

辞め方が悪かったので、戻りたいとは1度も思った事はないです。

全く後悔なし。これだけ辞める理由が揃うと後悔しません。笑

辞めてから派遣をやって気付きましたが、やりようによっては、ここよりも稼ぎつつストレスも激減。

もう不動産業界自体辞めようと思います。

 

辞めた後はどうする?

・元々いたアパレル業界へ戻る。

・友人から誘われている会社へ入る。

どちらを選択しても、この不動産会社より良いです。

 

不動産営業の仕事を通して得たもの

 

不動産営業の仕事を通して得たものもあります。

不動産の基礎知識

不動産売買の流れ

諸々の相場感

ハウスメーカーの特徴

 

生きていく上で不可欠なものは残念ながらありません。笑

しかし、マイホームを探してた我が家にとっては、色々参考になりました。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。今後も体験談ベースでブログ書いていきます。

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